土用の丑の日に鰻を食する習慣は1000年以上前から続いているそうです。
なぜ、この日に鰻なのか?
詳しい起源については割愛しますが、夏バテ対策にビタミン豊富な食材として古くから支持されてきたそうです。
今回は妊娠と鰻について考えてゆきます。
妊娠中にビタミンAを過剰に摂取すると、赤ちゃんの視神経の発達に影響を及ぼすと言われています。鰻にはビタミンAが豊富に含まれていることから懸念される方も時々いらっしゃいます。
しかし、いくらビタミンAが豊富な鰻といえども毎日のように食さなければ問題になることはありません。
価格が高騰し、日常の食材からご馳走としての仲間入りをしている鰻。土用 丑の日に限っては日本の習わしのひとつとして素直に楽しみたいものですね。
ちなみに今年の丑の日は金曜でした。
等々力産婦人科
鈴木啓太郎