方法は硬膜外麻酔法が主流です。背中から細いチューブを脊髄近くまで挿入し、麻酔薬を単発または持続的に投与します。リスクを伴うため計画的に分娩を誘発する施設がほとんどです。
①予定日が近くなると内診により子宮口の成熟度を評価し、入院日を決めます。
②入院後、硬膜外カテーテルのチューブを挿入し、子宮口を開く処置を行います。
③翌朝から陣痛促進剤を投与し、ある程度お産が始まったところで、チューブから麻酔薬を持続的または単発的に投与し、痛みを軽減します。
④分娩が無事に終了したら、チューブを抜去します。
施設によっては24時間対応可能なところもあります。まずはどのような方法をとっているか、説明会や面談の機会があれば、申し込んでみてはいかがでしょうか。
等々力産婦人科
鈴木啓太郎