おなかが大きくなると、妊娠線と呼ばれる筋状の線がおへその両側に出てくることがあります。
これは急激な子宮の増大に皮膚の伸展がついてゆかず、表皮のすぐ下にある真皮という組織が断裂して起こる現象です。
『母の勲章』のひとつでもあり、極端に気にする必要はありませんが、一度できてしまった妊娠線は消えません。気にされる方は、皮膚の柔軟性をよくするクリームなどでマッサージをして、早めに対処してゆきましょう。
等々力産婦人科
鈴木啓太郎