赤ちゃんの染色体の病気(21-trisomy,18-trisomy)や神経系の異常を確立で調べる検査です。母体血を用いるため妊娠に及ぼす危険性はありません。
羊水染色体検査を受けるか迷っている方を対象に開発された検査方法です。
35歳以上の高齢妊娠、NT(赤ちゃんの首の後ろのむくみ)を指摘された方などが希望されることが多いです。妊娠15週以降に行い、結果は1週間ほどで出てきます。
ダウン症候群(21-trisomy)に関しては、1/295を基準値として、それより高い場合を陽性、低い場合を陰性と判断します。例えば1/300と出た場合も1/3000と出た場合も同じ陰性と判断されますので、同じように安心できないところがこの検査の悩ましいところです。担当医から十分な説明を受け、パートナーと十分に話し合った上で検査を受けることをお勧めします。
検査費用は自費で3万円前後です。
等々力産婦人科
鈴木啓太郎