出生前診断④ 胎児ドック
超音波技術の目覚ましい進歩により、胎児期から赤ちゃんの先天的な病気が診断できるようになっています。専門的な用語として胎児超音波スクリーニングといわれていますが、一般的には胎児ドックとも呼ばれています。
20週と28週前後に予約枠を設けて集中的に行う施設もあれば、毎回の健診で随時行ってゆく施設もあります。現在ではチェック項目が画一化され、トレーニングを受けた医師や検査技師であれば一定のスクリーニングが行われるようになっています。この段階で異常が見つかった場合には周産期センターの専門医による精密検査が必要になります。
等々力産婦人科
鈴木啓太郎
カテゴリー:
妊婦健診
2019.12.01