等々力産婦人科サイト TOPへ
スタッフ募集
等々力産婦人科サイト TOPへ
  
スタッフ募集
等々力通信
帰省分娩

お盆で帰省ラッシュの報道が盛んになっています。関連して帰省分娩についてふれてゆきます。

帰省分娩の最大のメリットは、産前産後の精神的・身体的に不安定な時期をご実家で過ごすことによる安心感です。そして、経産婦さんの場合、上のお子さんの面倒を見てもらうこともできます。

まずは予定日が決まった段階で分娩希望先に電話などで問い合わせをしてみましょう。電話のみで予約が取れる施設もあれば、紹介状をもって受診が必要な施設もあります。

予約が取れたら、自宅近くの施設で健診を受けていただき、最終回に紹介状をもらって転院となります。通常、帰省分娩のタイミングは34週前後です。産後は1~2か月でご自宅に戻られるケースが多いようです。ご主人、ご実家と相談して計画を立てておきましょう。

逆に懸念すべき点は、切迫早産などで入院が必要となった場合、転院のタイミングが難しくなってしまうことです。この場合はぎりぎりまで点滴で入院し、タイミングを見てご実家近くの施設に転院することになります。おなかの張りや子宮口の様子によっては転院が出来ないこともあります。

移動手段は新幹線、飛行機、自家用車などいろいろありますが、なるべく短時間で無理なく移動できる手段を選びましょう。

 

 

 

    アーカイブ